二条河原落書

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「“気持ち”は重要だけど、それだけでは・・・」


末々草(すえ思う故にすえあり)の“すえぞう”さんから、 「意思表示」の重さを知ろうという記事をTBしていただきました。
本来の趣旨を理解しなかった方,批判するのは結構です.でも「非難」する必要はあるのでしょうか?そもそも,この事務局の考えは決して悪いことではありません.「ほってはおけない」という意思表示としてのホワイトバンドならば,それはそれで大きな意味があるのではないでしょうか?
・・・という主旨はよく理解できます。「善意」の意思表示は大切だし、「念じる」ことから始めなければ、何事も動かないと思うからです。

ただ、その先、食料にしろお金にしろ、インフラ整備にしろ、実際に救済するための情報分析、知識、知恵、人材、組織力等々が備わらなければ、本当の救済・支援にはならないのも厳しい事実です。


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何年か前にTVの『徹子の部屋』で、「国境なき医師団」でも活躍され、現在、NPO法人「宇宙船地球号 Earth the Spaceship(ETS)」を運営されている山本敏晴さんのお話を聞いて、私は、ものすごい衝撃を受けました。
その後、イラクのへ「戦火に苦しむ子どもたちに慰めを」と出掛けて行ってテロリストの人質となってしまった若者たちの姿を見て、日本の国内で賛否の激しい論争が起きた時にも、山本さんの言葉が甦えりました。

「貧しい人たち、苦しむ人たちを救いたいと思うなら、まずは、よく勉強してほしい。世界の状況をよく知っていなければ、あるいは何か専門的な知識や技術を持っていなければ、現地の人たちと交渉できるコミュニケーション能力がなければ、救いたいといくら思っても、救えない」というようなことを話しておられたと思います。

あるいは、長年、国連難民高等弁務官としてご活躍された、緒方貞子さんのご著書などを読めば、その仕事の困難さがどのようなものかが実感されるのではないでしょうか。

日本人の中には、「武力、軍事力を放棄するという“平和憲法”を守り、平和実現を唱え、強く願えば、世界中から戦争は無くなる(はずだ)」と思い、また主張する人たちがまだまだ多いようですが、やはり、「勉強不足」ではないかと思わざるをえません。

こういう、「貧困者救済」のための大がかりな活動は、ボランティアに頼るばかりではなく、日本の国も「政策」の一つとして掲げ、きちんと実践してゆくべきではないのでしょうか。

中国やアジア、アフリカ諸国など多数の国々に、日本は「ODA」などの援助を続けていますが、それらの援助が、ほんとうに困っている人たちを救済するものとなっているのかどうか、きちんと調査し、うまく行っていないのであれば、できるだけうまく行くように考え、改善を続けてゆくしかない。でなければ、「善意」がなんの“実り”も結ばずに無駄になってしまうから。

 ※関連ニュース <ホワイトバンド>趣旨説明不足で購入者から批判[ 毎日新聞(エキサイトニュース)10月24日 10時32分 ]

◎上記の元記事が期限切れの場合は、下記へ跳んでください m(_ _)m
 ■毎日インタラクティブより
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by rabbitfootmh | 2005-10-26 18:55 | 外交・国際問題
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