「警官のパワハラ・・・一時停止の“一時”って何秒?」
運転免許を取ってほぼ四半世紀になる。これまで傷一つ無く過ごしてきたわけではないけど、あんなに警官に「罵倒」されたのは今日が初めてだった。
忙しくて、よほどムシの居所が悪かったのだろう・・・と、善意に解釈することにしたけど、なんだかヤな気分が残る。〔相手から差し出された“毒”は、食らわずに突き返しなさい、とは釈尊の古い教えだったか。一度毒をくらってしまえば、自分もやられてしまうから〕
街中での、「指定場所一時不停止」というやつだ(減点2点、罰則金7千円也)。
ここ数年、走り慣れた大阪のビジネス街。つい先日、「自爆テロ自動車」が突っ込んだニッセイのビルがあるすぐ近所だ。午前10時半頃、今日はいわゆる「五十払い日」なので、いつになく路上駐車の車も多かった。格子状になった狭い道路が数多く交差するので、直行する道路を横切る時は、かなり注意を払っている。
目的地への最後の交差点を、右から飛ばしてくる直進車を確認しながら横断しようとしたら、ちょうど角にハイエースのようなでかいボックス・カーが視界を遮っていたので、安全確認のためにゆるゆると前進し始めたその時、目を三角に釣り上げた小柄な「制服」が運転席に向かって小走りに駆けて来た。
「なぜ、一時停止をしないのかっ!!」と怒鳴っている。「すみません」と頭を下げたら、さらに近寄ってきて、「早く(窓を)開けろっ! 早くっ!」と、相変わらずえらい剣幕で怒鳴っている。
窓を開けると、「なぜ、一時停止しなかった!」と、尋問されたので、「停まりました」と答えたら、「停まっていないじゃないか! しかも、警官の姿を見ておきながら停止しないとは、なんだっ!」と、言う。
はあ? 警官の姿を見かけたら、“お茶壺道中”にひれ伏すように、避けなければいけないのか? その警官は、右から左へ、私の車の前を横切ろうとしていたのだが、私の車が前進しようとしていたのに気づかなかったのか、それとも「警官の姿を見たら、車は必ずビビッて停まる」と確信していたのか、安全確認もせずに2、3歩、歩き始めたところで、私の車が徐行で前進しているのに気づいて、驚いたのだ。
「なぜ、一時停止しない!?」と相変わらず尋問するので、「一時停止して、その後、そこの車が邪魔なので前へ進んできたんです」と説明すると、「言い訳をするなっ!」と怒鳴る。
私の車の後ろは、すでに他の車が数珠つなぎで、パッシングされている。私も急いでいたので、納得できないまま、「申し訳ありませんでした。これからは注意します」ともう一度頭を下げた。
「おまえが言い訳をするから、こんなことを・・・! 今回は警告で許しておいてやるが!」と言い捨てる背中に、「すみませんでした。駐禁車もきちんと取締りしてくださいねっ!」と言ったら、「わざわざ言われなくてもやってますーっ!」と、憎々しげに言いながら、狭い道を横切って行った。
「ふんっ」と思いつつ、チラと振り返ると・・・おお、ほんとに駐車禁止違反の車を、レッカー移動しに来てたんだ(苦笑) 御苦労様ですねぇ。
「“おまえ”なんて、親父にも言われたことないのにぃっ!」と、温厚な(?)私が、珍しくブチ切れてしまいました。
「一時停止」って、何秒くらい停止しなければならないか、「道路交通法」に定められてるんですかね? ある損保の代理店のサイトを見たら、「3秒」で完璧な?安全確認ができるのだそうだ。教習所で習ったアレね。「右よし、左よし、前よし!」っていう。
「3秒」が法律で決まってるなら、今日の私の事例は、「アウト」かもしれないけど。・・・だとしたら、一警官が自分の胸三寸で「今日のところは警告で(オレが)許しておいてやる」っていうのは、どうなのさ?
でも、警官が「オレは見てたぞ!」っていうのって、どこまで信頼できるの? 運転なんて無意識でやってることが多いから、「さっき停止してなかった」と言われても、記憶なんて残ってないことが多いですし。はっきりと常に意識して、自分の行動を監視しているなら、事故なんて起こさないって。シートベルトしてない、とか、目に見える違反ならすぐに分かるけど。
こんな些細なことでも、「白か黒か」なんて、当事者同士で証明することは難しいけど、あんな勢いで“尋問”されたら、やっぱり「私がやりました」って、思わず「自白」しちゃうことも無いとは言えないよなあ・・・と思ってしまいます。
満員電車の中の「痴漢」とかね。「おまえ、触っただろう!」って責められ続けたら、その気がなくてたまたま手が動いた時に“かすった”かもね、というつもりで「ああ、触ったかもしれませんね!」とかヤケクソで言ったが最後、「容疑者」扱いになってしまうんでしょうねぇ・・・コワイ、コワイ。
それにしても、「警官の姿を見ておきながら(図々しくも)停止しないとは、なんだっ!」には、笑っちゃいましたね。でも、あのあたりって、大企業のビルが多いから、そこここに「警備員」がウロウロしてるし、私は、「一時停止・・・云々!」と怒鳴られて初めて、「あ、おまわりさんか」と気がついたんですから。5年以上、あのあたりは、ちょこちょことうろついてますけど、警官が歩いてるのを見たのは、今日が初めてだと思う。
大阪市内の駐車違反、どないかならんのか・・・と、真面目にバカ高いコインパーキングを利用している私は、思うのでした。ちゃん、ちゃん!
「ブログランキング」
忙しくて、よほどムシの居所が悪かったのだろう・・・と、善意に解釈することにしたけど、なんだかヤな気分が残る。〔相手から差し出された“毒”は、食らわずに突き返しなさい、とは釈尊の古い教えだったか。一度毒をくらってしまえば、自分もやられてしまうから〕
街中での、「指定場所一時不停止」というやつだ(減点2点、罰則金7千円也)。
ここ数年、走り慣れた大阪のビジネス街。つい先日、「自爆テロ自動車」が突っ込んだニッセイのビルがあるすぐ近所だ。午前10時半頃、今日はいわゆる「五十払い日」なので、いつになく路上駐車の車も多かった。格子状になった狭い道路が数多く交差するので、直行する道路を横切る時は、かなり注意を払っている。
目的地への最後の交差点を、右から飛ばしてくる直進車を確認しながら横断しようとしたら、ちょうど角にハイエースのようなでかいボックス・カーが視界を遮っていたので、安全確認のためにゆるゆると前進し始めたその時、目を三角に釣り上げた小柄な「制服」が運転席に向かって小走りに駆けて来た。
「なぜ、一時停止をしないのかっ!!」と怒鳴っている。「すみません」と頭を下げたら、さらに近寄ってきて、「早く(窓を)開けろっ! 早くっ!」と、相変わらずえらい剣幕で怒鳴っている。
窓を開けると、「なぜ、一時停止しなかった!」と、尋問されたので、「停まりました」と答えたら、「停まっていないじゃないか! しかも、警官の姿を見ておきながら停止しないとは、なんだっ!」と、言う。
はあ? 警官の姿を見かけたら、“お茶壺道中”にひれ伏すように、避けなければいけないのか? その警官は、右から左へ、私の車の前を横切ろうとしていたのだが、私の車が前進しようとしていたのに気づかなかったのか、それとも「警官の姿を見たら、車は必ずビビッて停まる」と確信していたのか、安全確認もせずに2、3歩、歩き始めたところで、私の車が徐行で前進しているのに気づいて、驚いたのだ。
「なぜ、一時停止しない!?」と相変わらず尋問するので、「一時停止して、その後、そこの車が邪魔なので前へ進んできたんです」と説明すると、「言い訳をするなっ!」と怒鳴る。
私の車の後ろは、すでに他の車が数珠つなぎで、パッシングされている。私も急いでいたので、納得できないまま、「申し訳ありませんでした。これからは注意します」ともう一度頭を下げた。
「おまえが言い訳をするから、こんなことを・・・! 今回は警告で許しておいてやるが!」と言い捨てる背中に、「すみませんでした。駐禁車もきちんと取締りしてくださいねっ!」と言ったら、「わざわざ言われなくてもやってますーっ!」と、憎々しげに言いながら、狭い道を横切って行った。
「ふんっ」と思いつつ、チラと振り返ると・・・おお、ほんとに駐車禁止違反の車を、レッカー移動しに来てたんだ(苦笑) 御苦労様ですねぇ。
「“おまえ”なんて、親父にも言われたことないのにぃっ!」と、温厚な(?)私が、珍しくブチ切れてしまいました。
「一時停止」って、何秒くらい停止しなければならないか、「道路交通法」に定められてるんですかね? ある損保の代理店のサイトを見たら、「3秒」で完璧な?安全確認ができるのだそうだ。教習所で習ったアレね。「右よし、左よし、前よし!」っていう。
「3秒」が法律で決まってるなら、今日の私の事例は、「アウト」かもしれないけど。・・・だとしたら、一警官が自分の胸三寸で「今日のところは警告で(オレが)許しておいてやる」っていうのは、どうなのさ?
でも、警官が「オレは見てたぞ!」っていうのって、どこまで信頼できるの? 運転なんて無意識でやってることが多いから、「さっき停止してなかった」と言われても、記憶なんて残ってないことが多いですし。はっきりと常に意識して、自分の行動を監視しているなら、事故なんて起こさないって。シートベルトしてない、とか、目に見える違反ならすぐに分かるけど。
こんな些細なことでも、「白か黒か」なんて、当事者同士で証明することは難しいけど、あんな勢いで“尋問”されたら、やっぱり「私がやりました」って、思わず「自白」しちゃうことも無いとは言えないよなあ・・・と思ってしまいます。
満員電車の中の「痴漢」とかね。「おまえ、触っただろう!」って責められ続けたら、その気がなくてたまたま手が動いた時に“かすった”かもね、というつもりで「ああ、触ったかもしれませんね!」とかヤケクソで言ったが最後、「容疑者」扱いになってしまうんでしょうねぇ・・・コワイ、コワイ。
それにしても、「警官の姿を見ておきながら(図々しくも)停止しないとは、なんだっ!」には、笑っちゃいましたね。でも、あのあたりって、大企業のビルが多いから、そこここに「警備員」がウロウロしてるし、私は、「一時停止・・・云々!」と怒鳴られて初めて、「あ、おまわりさんか」と気がついたんですから。5年以上、あのあたりは、ちょこちょことうろついてますけど、警官が歩いてるのを見たのは、今日が初めてだと思う。
大阪市内の駐車違反、どないかならんのか・・・と、真面目にバカ高いコインパーキングを利用している私は、思うのでした。ちゃん、ちゃん!
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by rabbitfootmh
| 2005-09-15 23:57
| 日本の社会問題