二条河原落書

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「なりふりかまわ・・・なさ過ぎ!」


脳死で臓器提供、ネットや携帯で登録可能に
 〔読売新聞 2005年8月23日〕
 厚生労働省は、脳死判定・臓器提供への意思表示がインターネットや携帯電話から登録できるシステムを来夏から始めることを決めた。
 登録すると、入力した内容が記載された意思表示カードが自宅に届く仕組みで、脳死移植の拡大につながると期待される。
 登録希望者は、臓器移植をあっせんする日本臓器移植ネットワークのホームページから登録画面を開き、<1>脳死または心停止後に臓器を提供するかどうか<2>提供したい臓器の種類――などを記入する。
・・・・同省臓器移植対策室は「カードが見つからない場合でも本人の意思がわかるため、家族の承諾だけで済む心停止後の腎臓、角膜の提供につながると期待される」と話している。
こんなの、現行の「臓器提供意思表示カード」の「本人署名」が要らないのと同じことになるんじゃないのだろうか? こんなサイトへホイホイとアクセスして、「私の心臓差しあげます」なんて登録したら、なにをされるか分かったもんじゃない・・・と臆病な私は怖くなってしまいます。

この「なりふり構わない」厚労省のやり方は、行き過ぎじゃないのか? それに、登録した後の個人情報はきちんと守られるのかどうか、他に情報を流用される危険はないのか?

日本は、「臓器提供」の基準のハードルがまだまだ高いので、ヘンなことは起きていないようなのだが、中国なんかはもうメチャクチャ。「人間は臓器や細胞などの“パーツ”の寄せ集め」という思想が行き着くところは、彼の国で横行している醜悪な「犯罪」ではないのだろうか?

 ※「死刑囚から器官を摘出」に中国は猛反発(1)
 アメリカに亡命した元中国武装警察の医者がアメリカの国会で行なった「死刑囚から器官や皮膚を摘出していた」という証言に対し、中国は「中国に対する悪意ある中傷」と猛烈に反発している。
 ※「死刑囚から器官を摘出」に中国は猛反発(2)
  王国斉は、北京解放軍総後勤部直属の解放軍304病院にて『人体組織器官の低温貯蔵および臨床応用』を実習する際、死刑囚から皮膚を採取したのが器官摘出の始まりだという。病院側は死刑囚の死体を入手できるよう、いつも公安や裁判所に賄賂を送っており、一体あたり200元から500元で取引されて、皮膚や腎臓、肝臓、骨、角膜などが研究や実験用に採取された。王国斉はここで火傷治療のための皮膚移植技術を習得し、患者は皮膚を10平方センチあたり100元で購入することができた。
  病人たちによる人体器官の争奪戦は熾烈になるいっぽうで、現在移植用器官の売買は地球規模での一大交易市場と化している。一般的に器官移植の必要な患者はインド、フィリピン、ロシアなどの国に行って器官を買い求める。
  現在中国は、器官の自発的寄贈者が極めて少ないにも関わらず世界最大の人体器官提供国と見られている。器官の多くは銃殺刑にされた犯罪者の死体から取られているとの説が有力で、西側外交官筋によると、中国の国家情報機関の発表では今年4月からだけですでに1000人以上が死刑にされた。
「ロシアが臓器供給国になっている」とあっても、その臓器を売っているのは、モルドバなど、黒海沿岸の貧しい国の人たち。「今日の糧」を得るために自らの臓器を売る貧しい人びとの存在、中国など、思想弾圧の厳しい国で人権を抑圧されている人びとの存在と、それを「食い物」にする輩がのさばることを許している世界と、「臓器売買・移植」は、直結しやすい性質を持っている・・・ということを、頭の中から消してしまってはいけないと思います。
 ※モルドバは、最近「マイアヒ」で一気に有名になったO-Zoneの出身国です

日本では、「臓器移植医療」にまつわるできごとが、「美談」として演出され過ぎではないかと・・・。


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by rabbitfootmh | 2005-08-28 13:40 | 医療/生命倫理
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