二条河原落書

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「脳死判定・・・やっぱりまだやるの?」


37例目の脳死臓器移植へ 関東甲信越で提供
 日本臓器移植ネットワークは21日、関東甲信越地方の病院に入院していた50代患者が同日正午すぎ、臓器移植法に基づき国内38例目の脳死と判定され、37例目の臓器移植が実施されると発表した。
 移植ネットは「(患者を)特定されたくない」との家族の強い希望があるとして、病院名や所在地、患者の性別を明らかにしていない。
 移植ネットによると、患者は今月中旬、脳卒中のため入院。臓器提供意思表示カードに記載のあった心臓、肺、肝臓、腎臓、膵臓(すいぞう)、小腸の提供について家族が同意した。
〔河北新報 2005年08月21日〕
脳死:37例目の臓器移植へ 脳死判定は38例目
(前略)
 日本臓器移植ネットワークによると、心臓は国立循環器病センター(大阪)で40代の男性、両肺は東北大病院で50代の男性、肝臓は北海道大病院で50代の女性、すい臓と腎臓は九州大病院で30代の男性、もう一つの腎臓は国立病院機構千葉東病院で50代の男性にそれぞれ移植される予定。
〔毎日新聞 2005年8月21日〕
「(臓器提供の)善意を活かす“命のリレー”」などとPRされていますが、それが真実なら、なぜ、ドナー(臓器提供者)の家族が「提供者が誰であるかを特定されたくない」という「強い希望」を出すのでしょうか? 周囲から、「素晴らしいことをなさいましたね!」という、賛美の声しか出ないことを想定できるのなら、コソコソと素性を隠す必要はないはずです。
やはり、脳死判定をされた人からの臓器提供と、それに頼る移植医療は、どこかに「捻じれた」構造があるような気がします。

それでも、日本人はまだまだ「死者」に対して手厚いケアをする気持ちが強い国民だと思います。共産主義の「無神論国家」の民族だと、こういうこと(↓)を平気でやりますから。
「不戦平和憲法」を遵守する国の存在が、他国の軍備増強を阻止する“力”があると信じるならば、日本が「脳死・臓器移植」を行わないことを法律で制定し、遵守することが、非道な他国での「人権侵害」も阻止すると考えなければ、論理的に矛盾するのではないのでしょうか?

 ※フロリダで「死体展示会」が開催される
今週木曜日、フロリダの博物館で「皮をはいだ人間の死体」を展示する「死体展示会」が当局の反対を押し切って開催された。・・・・
 タンパの科学産業博物館(MOSI)では20体の人間の死体と、260の臓器が展示されている。フロリダで「死体展示会」が開催される展示会を企画したのはアトランタにあるプレミア・エキシビションズ。同社によると、死体や臓器は中国の医科大学から合法的に無償で提供されたものだという。中国政府は全て引き取り人もおらず、身元不明の遺体だとしている。
 〔ロイター  2005年08月20日〕



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by rabbitfootmh | 2005-08-22 10:38 | 医療/生命倫理
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