「だからアナタは嫌われる・・・」
〔毎日インタラクティブ 2005年7月13日 11時31分〕
石原知事は昨年10月、首都大学東京(今年4月開学)の支援組織設立総会で「フランス語は数を勘定できない言葉だから国際語として失格しているのも、むべなるかなという気がする」と発言。フランス語賠償訴訟、石原都知事が反論
〔アサヒコム 2005年07月15日〕
石原知事は仏語や仏文化に愛着があるとしながら、「91」を「四つの20と11」とするなど仏語独特の数え方を挙げて「かつて外交官の公用語として幅をきかせたが、科学技術の討論をしたりするときに非常にやっかいなんで、だんだん外れていった」と指摘。提訴に対しても「批判が当たっているか当たっていないか真摯(しんし)に考えるべきではないか」と反論した。
「宮崎カントクのご意見を聞いてみたいものです」 (2005/02/25)
※石原知事ババア発言、「憲法理念と相入れず」 東京地裁
松井孝典・東大大学院教授が「生殖能力を失ったメスが長寿を保つのは人間だけ」という発言を利用した「ババア発言」もあったが、今度は「フランス語の独特の数の数え方は不便なので忘れられていく」と発言して、フランス語学校の校長たちから提訴されている。
最近は、IT技術の世界的な普及と共に、発展途上国でも英語が隆盛している一方で、フランス語は、かつての植民地ではまだ残っているだろうが、「国際的な公用語の地位を失いつつある」というような事実は、確かにあると思う。
しかし、「何を言っても裁判沙汰になる」という石原都知事の発言は、たとえその中に一片の真理が含まれていようとも、「相手を侮辱する意図を含んだ、底意地の悪い優越意識が透けて見える」ところに問題があるのではないだろうか?
こういう「ひねくれた優越感」は、何らかのかなり強い「劣等感」の裏返しで表面化するものだと思う。そこのところをご本人が直視して修正をかけない限り、棺桶の蓋が閉まるまで他人様の悪口を言い続けることだろう(苦笑)
蛇足ながら、「1999」をフランス語で表現するとすると・・・
「mil neuf cent quatre-vingts dix-neuf」(千 ・ 九百 ・ 4つの二十 ・ 十九)
・・・・ま、「nineteen ninety-nine」(19と99)などと簡便化がどんどん進んでゆく英語に比べれば、めんどくさい気はするけれど、もしかしたら、フランス人は「頭が良過ぎる」ので、他の言語をしようする人たちの思考回路では理解不能なだけかもしれないしネ。
実際、学生時代にフランス語をちーっとばかしかじっただけの私ですが、女性名詞・男性名詞の区別や、動詞の活用もろくに覚えられなかったもんで(;^_^A
なぜか、発音だけは「ホンモノっぽい」と褒めていただきましたが(なんじゃそりゃ~あ)
※関連記事 「幼稚園児の天下り」 by きっこのブログ
「テポドンしんちゃん」の劣等感の正体が分かります。
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