二条河原落書

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「寄付とインタビュー・・・日米の比較」

ゲイツ氏が伝染病研究にドンと480億円
 〔時事 ワシントン 2005年6月28日〕
コンピューターソフト最大手の米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長と夫人のメリンダさんが設立したゲイツ財団は28日、世界の最貧諸国の伝染病と闘うための43件の研究プロジェクトに4億3660万ドル(約480億円)を提供すると発表した。・・・・ゲイツ財団が2003年10月に「グランド・チャレンジ」計画を発表したあと、75カ国の科学者から1500以上の研究案件が候補として提案されていた。
ケタが違いますよねー。個人でやってるとは・・・。日本でも「寄付金」の免税対象の範囲を拡大するとかいう話が出てますけど、たぶん、もともとの発想が違うんでしょうね。

6月29日に、そのビル・ゲイツ会長が小泉首相を表敬訪問したそうで、その時に小泉首相が言ったのは「何にお金を使うか、悩みはないですか?」なのだそうだ(財団のこととか、事前に調べていないのだろうか? 周囲もきちんとゲイツ氏に関する最低限の情報を、小泉さんの耳に入れておかなきゃダメでしょうに?)。
ゲイツ会長は「世界の医療問題に取り組むと、いくらでもお金をかけられる。科学者を通じていろいろと提案している」と答えたそうな。
ところが、それを聞いた小泉首相がなんと言ったか・・・。
「医療にお金をかけるときりがない。限度なしだ」〔以上、6月30日付産経新聞朝刊〕

・・・お、おいおい。そういう意味じゃないでしょ? しかも、その記事には「(ゲイツ氏の言葉に首相が)“同調した”」と書いてあるんだが、これは“同調”じゃないでしょう。完全にハズしてるじゃないの。

「大物」に直接会えるチャンスが巡ってきたときには、「直接でないと聞けないこと」をうまく引き出すための、上手な「質問」をしないともったいない。
日本は最近、映画市場(ハリウッド)のいいカモ・・・いえ、お客さんなので、大物の映画監督や俳優さんたちが次々と来日しているが、そのインタビューの内容のお粗末さと言ったら、情けないくらい。

そういえば、トム・クルーズが大阪に来たときに、在阪のテレビ局が突撃インタビューを試みて、「(トムさんのような)カッコイイオヤジになるには、どうすればいいですか?」と質問したら、通訳でついていた戸田奈津子女史が、この「オヤジ(中年男性)」を「親父(father)」と伝えたらしくて、トムは丁寧に「父親論」を展開してくれたそうだ(苦笑)
 ※戸田奈津子「ロード・オブ・ザ・リング」字幕翻訳解任騒動

インタビューには、聞き手の技量や教養の深さ、事前の調査(インタビュー相手の)の良し悪しがモロに現れる。それはインタビューに限らず、外交戦略にも当てはまることだろうと思うと、背筋が寒くなってくるが・・・。

◎上記の元記事が期限切れの場合は、下記へ跳んでください m(_ _)m
livedoorニュースより
産経新聞より


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by rabbitfootmh | 2005-07-01 22:45 | その他もろもろ
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