二条河原落書

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「産経新聞はどこへ向かっているのか?」

産経抄の「言いたいこと」(ネットは新聞を殺すのかblog)

短いコメントを書き込もうとしたら、長くなりそうだったので、トラバにしました m(_ _)m

なぜか、父がずっと産経新聞の愛読者で(単に、朝日が嫌いだという理由からかもしれません)、私もいまだに定期購読しています(^^; 中学の社会科の時間に、「新聞の“天声人語”の欄を切り抜いて持ってきなさい」という宿題が出た時、クラスの40人のほとんどが朝日新聞の切り抜きを持ってきた中で、たぶん、私一人が「産経抄」ではなかったか、と思う。

でも、最近、やたらと広告が多いし、記事の内容がどんどん復古調になってゆくし、仲良しになった販売店のご主人には申し訳ないけど、契約解除しようかと悩んでるところです。代わりにとるとしたら、読売は物足りないから、毎日かなあ・・・日経?・・・大阪○○新聞でもいいけど(笑)
真剣に悩み始めたのは、この3月18日の「産経抄」がきっかけだった。この文章を読んだ時、笑いとも怒りともいえない、ミョーな気分に陥った。産経は堀江氏が言った「新聞がワーワーいっても世の中変わらない」というような言葉に“反応”したらしい。
朝日やNHKの「ご託宣」や「ご注進」で、戦後ずっと抑え込まれていた、中国や朝鮮半島の問題の“ねじれ”や、「反戦平和運動」の欺瞞を「告発」し国民を戦後の呪縛から「解放」したのは産経新聞なんだ、という自尊心の部分に、かなり深く刺さったようだ。

確かにそうだろう。日本の政治家や社会、世論は、「新聞やテレビが言うこと」によってしか動かない。流行・ブームとかの一部は、マスコミを媒体(メディア)とせずに、若い人たちの口コミで動いたりしているが、それも最近は、「こういうのが10代の女の子たちに流行してます」とマスコミが伝えることで、爆発的なブームになる事例も増えてきている。

しかし、ずっと産経新聞を購読してきた一人として見てきたことは、産経が大きな見出しをつけて「北朝鮮問題」などを報じるようになるまでには、そうした問題をテーマにした一般読者からの「投書」や公募論文などが、前段階の布石として「使われて」きた、という事実だ。
月刊『正論』でも、朝日やNHKの問題に対しての言及はあったし、産経新聞社が着々と実績を重ねていることを否定はしない。だが、「産経シンパ」の中から、「投稿者」として現れてくる“読者”の反応がなければ、弱小産経新聞が朝日の論調と真っ向から対決するような論調の紙面作りをする勇気は出せなかったのではないだろうか。

これまでは、一般の国民が「世論」として、政治やマスコミの出す情報や社会の状況に対して、自分の意見を発表するためには、「投書」ぐらいしか方法が無かった。朝日やNHKがおかしなことを言ってるということを分かってはいても、それが「おかしい」と発言する手段が、ほかには無かったのだ。テレビには、そんな「窓口」は無いし。

世論形成や、世論(国民の生活現場の情報)をもとに政治改革をするためには、政治の世界に自分で身を投じるか、自分の意見を代弁してくれる政治家に1票を投じるしかない。・・・でなければ、新聞や雑誌に「投書」するしかない。だが、それが掲載されるかどうかは、新聞社の編集部の意向次第だし、朝日と産経では、採用される投書の内容は正反対の論調になる。

声を限りに叫んでも、地平線の彼方か水平線の彼方へ吸い込まれてゆくだけかもしれない「投書」や、その1通の投書の形になって現れるまでのサイレント・マジョリティーの声を、「プロのジャーナリストの価値判断で選別し、取捨選択して編集する」という作業を経て、マスコミがその言説の内容が引き起こす事態を収拾する責任まですべて背負って世の中に出して差し上げましょう・・・ということまで、「産経抄子」は言いたいのだろうか。
まあ、過激な「反戦平和運動家」?に直接会って反論でもしようものなから、袋叩きにされるかもしれないけれど(苦笑)

「産経が言いたいこと」を活字にした時に、反対勢力から“攻撃”を受けたとしても、読者の中の少なからぬ人たちが、「産経がんばれ!」と応援してくれることを見越して、「モノを言う」紙面作りをやっているのではないのか?

それを、『玉石混交さまざまな情報の真偽を確認し、伝えるべき事柄を掘り起こす。それを読みやすい形に編集し提供』(上記「産経抄」)できるのは、既存のプロのマスコミ業界人だけだ・・・と断言するのは、乱暴すぎやしないか。
そんなことを言うなら、新聞紙面に登場する「有識者」とか、公共の電波を使って個人的趣味で発言する「コメンテーター」とか、ジャーナリズム精神を持ち合わせていない「ニュース・キャスター」諸氏を、早々に退場させるべきだろう。

ついでに、「脳死・臓器移植」の現場の欺瞞を追求する取材をやって、紙上で事実を全面公開してくれるなら、産経の購読は続けてもいい(苦笑) 毎日はボチボチ記事にしてくれてるので、やっぱり、毎日に乗り換えようかな。
全国紙ではオタクだけなんだよね、移植法の改正案が国会に提出されるかもしれないというこの重要な時期に、関連の情報をほとんど出してくれないのは(小さい記事はあったけど)。国民がその是非を判断するために、「多くの国民の伝えるべき事柄の一つ」として、「臓器移植の問題点」を掘り起こして、その事実や関連情報を、詳細に調べて編集し、記事にして紙面に載せてもらいたいと思うんだけど。


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by rabbitfootmh | 2005-03-21 15:00 | 日本の社会問題
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