二条河原落書

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「企業も既存メディアに頼らない戦略を着々と・・・」


「ネット映画 企業続々~商品、イメージPR」
 〔産経新聞 2005年3月7日〕

最近テレビでよく見かけるシャンプーのCM・・・降りしきる雨の中、停められた車の後部座席で、一本の髪の毛をつまみ上げて、意味深な笑みを浮かべる柴咲コウ。

某化粧品会社のシャンプーを買うと、スクラッチカードがついていて、そこに記入された番号を入力することで、ネット配信の映画が見られるという仕掛けらしい。

短編映画『髪から始まる物語』三部作は、監督・行定勲、主演・柴咲コウの、『セカチュー』コンビ。また、一昨年、某食品メーカーが作ったのは、監督・岩井俊二の短編『花とアリス』三部作。このメーカーは、現在、新作を製作中とのこと。

・・・こうなってくると、企業も「魔物の視聴率」に踊らされずに、自社の製品やサービスについてのイメージを伝えやすくなり、徐々にテレビや新聞、雑誌の広告が減ってくるのでは?と“予言”したくなってくる(苦笑) 有力企業のスポンサーが減ってくると、テレビはどうするんだろう?

ホリエモンが、いったい何をやらかしたいのか、私にはぜんぜん見えないけれど、テレビをはじめとする現在のメディアが社会に果たす役割や、その及ぼす影響は、見えないところでジワジワと変化し始めているのではないだろうか。

ホリエモンが、「未来のメディア」とか「新しいコンテンツ」としてどのようなものを描いているのか、視聴者(消費者)のニーズにどこまで応えられるのか分からないけれど、「現在の既存大手メディアが発信しているソフトには満足できなくなってきた」ということは、私も感じている。

どんなものを与えられたら満足できるか、それも分からないけれど、とりあえず、今、発信されてくる情報は、NHK、朝日にしても、他のマスコミを通してであっても、映像・音声、活字になった時点で、すでに「バイアス」や「フィルター」がかかっている。見出しの大きさ、記事の占める大きさ(情報の重要度)は、マスコミの方で“決めてくれて”、視聴者・読者に届けられている。その「バイアス」や「フィルター」をいちいち取り除いて、「真実」を読み取るためには、かなり高度なリテラシー能力が必要だろう。しかし、本当のことを知れば知るほど、今のマスコミから発されてくる情報やニュースは、必要ないような気もしてきた。

だとしたら、ごく普通の(?)人たちが、自分の生活をうまく、楽しく営んでゆくための情報だけでいいんじゃないか? なにもエラそうにメディアから“大本営発表”を賜らなくてもいいんじゃないか? とも思う。そういう私のイメージは、ホリエモンの言葉と、全部ではないにしても、ある程度重なっているような気がしている。

ホリエモンが“ブルドーザー”で地ならしをしたら、またその上を、三○谷氏が正装して闊歩することになる・・・のかもしれませんが(苦笑) どうなりますやら。


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by rabbitfootmh | 2005-03-16 21:27 | 日本の社会問題
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