二条河原落書

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「かみ合わない議論」


脳死移植:「提供者本人の意思表示必要」 市民団体が提案
 〔毎日新聞 2005年3月5日〕

自民、公明両党の有志議員が「家族の同意だけで臓器提供は可能」とする臓器移植法改正案の今国会提出を目指しているが、若松代表は「市民の意思をくみ取って慎重に議論してほしい」と話している。
 提案は脳死について「科学的な議論だけでは生死のいずれとも断定できず、社会的な議論がさらに必要」とし、人の死とすることは時期尚早とした。臓器移植は「再生医療や人工臓器が発達するまでの過渡的医療」とし、患者が治療方法を選択できるよう十分な情報提供の必要性を強調した。

とにかく、「臓器移植推進派」の医者と、その医者たちに“せっつかれてる”議員のセンセイ方は、「数にもの言わして、脳死者からどんどん新鮮な臓器をもらえるように法整備をしないと、移植手術ができない」の一点張り。

それに対して、「まだ脳死を“人の死”と断定して良いのかどうか、まだ決着してないじゃないか」と反論を出してきたということなのだが、両者の議論の向かう方向が、ぜんぜんかみ合っていないのだ。

推進派の議員の中には、「せっかく議員を一生懸命説き伏せて(洗脳して?)、移植法を作ったのに、見直しだのなんだのに何年もかかっていると、せっかく賛成してくれてたセンセイ方が、次の選挙で落っこっちゃったりしたら、また“1年生議員”にゼロから説明して回らなきゃいけなくなるじゃないか。面倒だよ。困るよ。早いとこすっかり決めちゃってくれよ」とか言ってる人もいるようだ。

使い古された表現になってしまったが、推進派の言説はどれも「はじめに移植ありき」なのだ。
「臓器移植手術をできるだけたくさんやるためには、どうやって“道”を広げ、延ばせばいいか」ということしか考えていないのだ。

「脳死の時に、心臓取られたら、かなり“痛い”んですよ~」

「ドナーカード」は、「私は脳死になっても臓器は一切提供いたしません」という意思表示のために、携帯されておくことをお勧めします。

 ※関連記事 脳死心臓移植患者 初の死亡(3月8日 産経新聞・関西版)


◎上記の元記事が期限切れの場合は、下記へ跳んでください m(_ _)m
 ■毎日インタラクティブより


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by rabbitfootmh | 2005-03-09 00:47 | 医療/生命倫理
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