二条河原落書

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「春立つ日に」


昨日は節分。
テレビのニュースなどでは、一日中「恵方巻」の話をやってましたね。
わが家は大阪ですが・・・食べてません(^^;

ところで、旧暦では節分の日が一年の最後で、一年分の「厄災」を追い払い、
新しい年を迎える準備をしてたんですね。

で、新年にあたるのが、今日の「立春」です。
本当の季節の移り変わりを感じたいなら、旧暦の方がピッタリくるようです。


 春たちける日よめる
  「袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ」

『古今集』春歌上の二首目、紀貫之(きの・つらゆき)の歌で、私のお気に入りの一つです。

 「夏のころ 袖をひたして濡らしながらすくった水が、冬になって凍ってしまった。その氷を、立春を迎えた今日の風がとかせてくれるだろう」
という意味で、3つの季節を三十一文字の中に読み込んだ秀歌とされています。

それから、水に浸した着物の袖が“濡れる”というイメージを、その言葉を使わずに表現しているのですけど、平安時代で「濡れる」っていうのは、とてもエロチックなシーンを想像させる言葉なんですよね(^_^)

私は勝手に、仲の良かった恋人どうしが、ケンカ別れでもして冷たい仲になっていたのが、お互いがまた歩み寄って仲良くなりたいなあ・・・という気持ちを表現しているのかな、と想像したりしてますが。

たまには、日本の「古典」にふれるのも、新鮮な感じで楽しめると思います。


 ※参考サイト
   八代集秀歌選
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by rabbitfootmh | 2005-02-04 08:57 | その他もろもろ
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