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二条河原落書

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「公立学校の授業は効率が悪い・・・ってこと」


総合的な学習時間:文科相見直し発言 実施3年早くも逆風(毎日インタラクティブ)

この話題は、ここ数日マスメディアで盛り上がっているが、上記の毎日の記事に、やっと日本の公立学校の抱える問題の本質が出てきたように思う。
・・・・ただ、フィンランドの教育事情に詳しい都留文科大の福田誠治教授は、学力と授業時間は必ずしも比例しないと言う。国立教育政策研究所の「学校の授業時間に関する国際比較調査」(02年)によると、・・・・「時間ではなく、授業の質こそ問われるべきだ」と話す。
そうそう、そこなんだよね!
日本人てのは、「時間をかけることが良い」という思い込みがないか?
大人の社会でも、ダラダラと効率の悪い仕事の仕方をしてるから、しなくてもいい残業の時間が増えるとか、「長時間働かないと、サボってると思われる」という“常識”が、いまだに通用している。
それって、仕事の質や実績を不問にして、「1日8時間」働けば(職場に存在していれば)同じだけ給料をもらえるという「社会主義」の発想でしょう。公立学校もおんなじなんだよね。

うちの娘は、某私塾の教材を使って英語の勉強を始めて半年経ったところだが、週2~3時間くらいで、中学1年の2学期あたりの内容まで進んでしまった。英語のしゃべれない、教科書を書き写す宿題しか出せない三流教師に英語を3年間も学んでいた私は、「うおぉぉっ! 青春の日々を返せー!」と叫びたいところだ。

今ここで、学校での授業時間数を増やしても、その中身が伴わないなら、「さらに効率の悪い」授業になるだけだろう。
もっと根本的な改革を考えないと、日本の子供たちはおバカになってゆくばかりだ・・・。


◎上記の元記事が期限切れの場合は、下記へ跳んでください m(_ _)m
 ■毎日インタラクティブより
by rabbitfootmh | 2005-01-20 09:16 | 子育て/教育
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