二条河原落書

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「移植片対宿主病(GVHD)・・・へっ?!」


a0037706_19224442.gif「なんじゃそりゃ~あ?!」と、小さな囲み記事に激しくツッコミを入れてしまった。

つまり、普通は、白血病を治すために移植した他人の骨髄細胞は、移植を受けた人の免疫細胞によって“異物”と認識され、攻撃を受けて排除される側になるのだが、この女の子の場合は、外からもらった免疫細胞の方が、「宿主」である女の子の身体全体を“異物”として攻撃し始めた・・・ということ?
「エイリアン」で譬えるのは不謹慎なのかもしれないが、本来は個体の健康を守るために各自の肉体に備わっている免疫機能が、暴走したということなのだろうが・・・。

骨髄移植は、心臓などの内臓を移植するよりも「簡単」というイメージが喧伝されているような気がするが、実は、移植を受ける側のレシピエントは、移植される骨髄細胞を攻撃しないように、あらかじめ免疫抑制剤を大量に投与して、人工的・後天的に「エイズ」と同じ状態にならなければいけないそうだ。

俳優の渡辺謙さんや、最近では歌舞伎の市川団十郎さんが、急性白血病になりながらも、割合と短い治療期間で健康を取り戻し、仕事に復帰された姿をみていると、なにか、簡単な治療のような気がしていたが、「こういう事例」も起こり得ることを考えると、やはり、「移植医療」も万全ではないということだろう。


今日もおひとつヨロシクです <<(_ _)>>
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◆6歳女児に生体肺移植
 〔産経新聞(大阪版) 2004年12月15日・夕刊〕より

 (記事抜粋)
岡山大病院で、6歳の女の子が、母親の肺の一部を生体移植する手術を受けることになった。
女の子は白血病で、骨髄移植を受けて完治したが、移植した免疫細胞が女の子の身体を“異物”と認識して攻撃する「移植片対宿主病」を発症し、空気の通り道が悪くなる、「閉塞性気管支炎」になったため、という。

■元記事画像
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by rabbitfootmh | 2004-12-16 19:22 | 医療/生命倫理
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