二条河原落書

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「子どもの“うつ”が増えている?」


a0037706_16414873.gif「生きていても仕方がない」などと、子どもが口にするのを聞いたら、ドキッとすると思う。あるいは「未来に希望が持てない」とつぶやいたとしたら・・・。

この記事を取り上げた在阪民放TV局で、ある男性タレントは「僕も、中学生くらいの時って、毎日つまらんかったですよ。そういう状態は、この記事が言ってる“うつ”の状態だったかも分からないけど、そんなことは考えたこともなかった」というような主旨のことを言って驚いていた。

そうかもしれない。「病名」がなければ、なんとなく自分自身でも気づかないまま、大過なく通り過ぎるものかもしれない。しかし、逆に、最近“有名”になりつつある「男の更年期障害」は、女性だけの症状と思われてきた、更年期に現れるさまざまな“不定愁訴”が、男性にも現れるケースがあり、何もやる気が起きない、身体がだるい・・・などという症状のせいで、自分に自信がなくなったり、仕事のできない状態を罪悪視して、強度のうつ状態に陥ったりする人が、「あなたは、更年期障害です」という診断を受けて病名が付くと、安心して休めるようになり、症状が改善したりするらしい。
自分が納得できる病院や医者を求めて、あちこちの病院をジプシーする人は少なくないらしいから、さもありなん、ということかもしれない。

子どもというのは、「親・大人」の庇護の内で生きている限りは、直接に大人社会のストレス要因にさらされることなく、安泰に過ごせるのではないだろうか?
だが、今は、テレビを見れば、物騒な事件があれこれと飛び込んでくる。親や周囲の大人たちが、「このことについては子供は悩む必要はないよ」「この事件は、こういうことだよ」とひとこと“解説”してやることも、必要なのだろうか。大人が思っている以上に、子供は「心配」を先取りして、ストレスをため込んでいるかもしれないのだ。


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◆小中生1割強に抑うつ傾向、自殺願望も2割 北大調査
 〔アサヒコム 2004年11月1日 17時42分〕

 うつ症状のある子どもが小中学生の1割以上いると考えられるこ
とが、北海道大学の伝田健三助教授(児童精神医学)らのグループ
の調査でわかった。自殺願望のある小中学生も2割近くいた。「子
どものうつを見逃さないで」と研究者は訴えている。研究成果は3
日、名古屋市である日本児童青年精神医学会で発表される。
 (中略)
 今回の調査で、「生きていても仕方がないと思う」との問いには、
4.0%が「いつもそうだ」と回答。「時々そうだ」と合わせると、
18.8%に達した。この割合は、欧米の同種調査とほぼ同じだっ
た。
 (以下略)
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◆「家庭でもストレス」 ~ 子ども大変時代(4)
 〔産経新聞 2004年10月26日〕

 「日本の子供はとても疲れてしまっている」
こう指摘するのは大阪医科大学の田中英高助教授(小児科学)だ。
 かつてスウェーデンの小学四年生から中学三年生までの子供たち
(日本側約700人、スウェーデン側約1100人)を対象に心身
健康調査を行った。
 (中略)
 「家庭でしっかり宗教心や道徳心などを教えることがストレスに
対処していくうえで重要」と田中助教授は強調する。
 (以下略)

大阪医科大学 小児心身症外来の資料
大阪医科大学小児科のページ
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by rabbitfootmh | 2004-11-04 16:42 | 子育て/教育
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