二条河原落書

rakusho.exblog.jp ブログトップ

「1枚のパイを奪い合わず、新しいパイを焼け」

a0037706_16545486.gif  国民が経済的な豊かさを享受できていない
というのに、その限られた富から、国ができる限り
“吸い取ろう”というのだろうか? 公的年金にして
も、日本の場合はほとんど「税金」と呼んでもいい
ような徴収のされ方をしている気がしてならない。

渡部昇一氏は、ずっと前から「所得税は、国民全員から徴収するな
ら、10%で十分。かつて、大蔵省主税局の局長に問いただしたら、
“7%”で良いと言っていた」と主張している。日本の累進課税は
めちゃくちゃ高い税率なのだ、と。ついでに、相続税なんか取らな
くてもやっていける、とも。

そんなことを言ったり行ったりすると、日本ではすぐ「金持ち優遇
政策だ」と金切り声を上げる人たちがいるのだが、社会に巨額の富
や財をもたらす才能のある人というのは、社会全体を豊かにしよう
という前向きで、公に奉仕したいという発想を持っているものだ。
大金を手にすると、無駄なハコものや飲食・遊興に散在することし
か思いつかない愚鈍な役人のところに回すより、「金持ち」に自由
に使わせた方が、社会のインフラ整備などに利用してくれるはずだ
と思う。

渡部氏は、「日本が税金を安くすれば、世界中から素晴らしい才能
を持った人や企業がやってきてくれて、日本を豊かにしてくれるだ
ろう」とも言っている。ガンガン稼げる企業が日本で活動してくれ
て、所得税を10%納めてくれる。そして、そこの社員が、豊かな
給与所得で活発な消費活動をしてくれる。その企業が提供してくれ
る商品やサービスで、日本国民も便利になるだろう。
現実には、日本の高い税金を嫌って、アメリカなどの税金が安い国
へ住民登録をもって行く“大金持ち”が出現し始めているのだ。と
いうことは、日本というのは、貧しい凡人にとっても、たいへん住み
づらい国になってるということだろう。金持ち優遇どころか、貧乏人
にも劣悪な社会である。

役人たちの頭は、「1枚のパイからどれだけたくさん分捕れるか?」
ということしか考えられないのだ。民間には「1枚で足りないのな
らば、新しいパイを何枚でも焼いてみせましょう」と、笑って軽く
言える人がたくさんいるのに。


皆さん、お風邪を召していませんか?
「ブログランキング」

~~~~~~~ ~~~~~~
◆フリーターにも住民税、所得実態把握へ 総務省検討
 〔アサヒコム 2004年10月4日 21時54分〕

 総務省は4日までに、就労期間が1年に満たないパート労働者や
フリーターらに対する住民税の課税を強化するため、地方税法を改
正し、給与所得のあった人の「給与支払報告書」を市町村に提出す
るよう事業主に義務づける検討を始めた。早ければ07年度からの
実施を目指しており、05年度税制改正で議論を始められるよう、
今後、与党側と調整を進める。
 (以下略)

--- --- --- --- ---
◆介護保険料 20歳から徴収なら企業負担1.3倍超に
 IT関連3倍にも

 〔産経新聞 2004年10月5日〕

 介護保険の対象者を広げ、保険料徴収を増やすため、現在の「四
十歳以上から」となっている徴収対象年齢を「二十歳以上から」に
拡大する方向で厚生労働省が検討しているが、この案が実現された
場合、大手企業では労使合わせた保険料負担額は一千五百億円、企
業負担は平均一・三六倍以上に増えることが、社会保障審議会の介
護保険部会委員の試算で四日、わかった。制度改正による具体的な
増加額が明らかになったのは初めて。
 (以下略)
[PR]
by rabbitfootmh | 2004-10-06 16:56 | 日本の社会問題
line

日々のニュースに辛口コメントを


by rabbitfootmh
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite