二条河原落書

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「脳死状態の小児の4分の1が、1カ月以上の“長期脳死”」


a0037706_10514411.gif  次の国会で、もう一度「臓器移植法」の改正が議論される予定があるようだ。もし、その改正法が成立すれば、本人がノンドナー・カード(臓器提供拒否の意思を表示するカード)を携帯しておくか、遺書に「脳死状態になっても臓器は提供しません」と、一筆記しておくかしない限り、突然の事故や病気で「脳死状態」に陥った場合に、「家族の同意」さえあれば臓器を摘出して良い、ということになる。

また、“サイズの小さい”心臓の需要があるのに、日本では15歳未満の脳死者からの臓器摘出は認められていないので、それについても、「家族の同意」のみで摘出できるように改正しようという動きもある。
だが、子どもの場合、大人よりも「脳死状態」から回復する可能性が大きいと言われている。そのため、いったん脳死状態になったからといって適切な救急救命処置を行わず、現在すでに法的に認められている、無呼吸テストなどを含む「脳死判定」をすぐに行うことは、蘇生の可能性を潰す危険性があるのだ。
 小児脳死臓器移植はどうあるべきか
       (2003年4月26日 日本小児科学会)

先日、『シッピング・ニュース』(主演:ケビン・スペイシー)という映画を観た。その終盤で、主人公の上司が亡くなり、親類縁者や友人・知人が故人を慕って集まってくるエピソードがあったのだが、横たえられた死者の胸に、妻が古い勲章をつけてやろうとした瞬間、その“死体”が突然むっくりと起き上がって、家中がパニックになる・・・という、悲しくもおかしいシーンがあった。
死んだと思われていたその上司は、深い昏睡状態に陥っていたらしく、葬式の場から救急車で病院へ運ばれ、無事に蘇生したのだった。

ごく普通の人びとの普通の生活を描いた映画で、そのようなシーンが挿入されているということは、病院ではなく、自宅で最期を迎える場合には、それほど珍しいことではないのかもしれない。
「脳死は人の死」という概念は、もう一度、真実か否かを考えなおす必要があると思う。


『ザ・リバティ』2004年6月号
  脳死状態のまま、4カ月間“成長”を続ける幼児
 「脳死」で16年間生き続ける少年の話(from 『ザ・リバティ』1999年10月号)

しつこいですが、よろしくお願いします <<(_ _)>>
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◆脳死状態の15歳未満、4分の1が心停止まで1カ月以上
 〔アサヒコム 2004年9月24日 02時16分〕

 脳死状態になった15歳未満の小児について、厚生省(00年当
時)研究班の判定基準に沿って脳死と診断後も、心停止まで30日
以上かかった「長期脳死」の患者が99年以後に少なくとも4人い
た。日本小児科学会の全国調査でわかった。
 (中略)
 主治医が「脳死」と判断した例も加えると、18例が長期脳死で、
ほとんどが6歳未満だった。心臓が動いていたのは半年未満が10
例、1年未満が7例、2年が1例だった。また現在、2人が人工呼
吸器をつけたままの状態だという。
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by rabbitfootmh | 2004-10-01 10:59 | 医療/生命倫理
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